大丸松坂屋百貨店は22日、百貨店業界では初となるソーシャルギフトサービス「okurune(おくるね)」の展開を開始した。
サイト上で選んだギフト商品を、相手のフェイスブックIDを利用して贈ることができるもので、既存顧客のみならず、20〜30代男女を中心とする新規顧客の獲得を目指す。
同社は、昨今、中元・歳暮などのフォーマルギフト市場が縮小傾向にある一方で、家族や友人間で贈り合う「お土産」「プチギフト」といったよりカジュアルな「パーソナルギフト」の需要が高まっていることに着目。「特に近年は、フェイスブックをはじめとするSNSの普及によって友人の誕生日や結婚、出産といった情報を簡単に共有することができる。『okurune』の展開を通して、ソーシャル時代における潜在的なギフト需要を喚起し、ギフト市場の拡大を図りたい」(担当者)。
商品ジャンルはファッション、インテリア雑貨、パーティーグッズ、書籍、食品、キッズと幅広く、22日現在、265点がラインナップされている。「よりファッション性・デザイン性を意識した商品や、ユーモアのある商品を取り揃えるよう心掛けている」(担当者)という。SNSを活用し、百貨店の信頼あるギフトサービスをより現代的なサービスとして革新させることで、新しいプレゼントのあり方を提案したい考えだ。
大丸松坂屋百貨店では、百貨店の既存チャネルに依存することなく、新規チャネルを積極的に開拓するべく、取り組みを進めている。「okurune」は、その第一弾として展開するもので、半期売上目標として3500万円を掲げる。
新着CM
-
クリエイティブ
BOVAグランプリに「Let’s ギューリッシュ」 短尺・縦型増加で...
-
クリエイティブ
世の中を変えようと挑戦する起業家をヒーローに――2023ACC賞審査委員長が語る
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
AD
マーケティング
顧客へ正確に訴求するCMクリエイティブとメールマーケティング
-
クリエイティブ
「これでいいのか?」これからの広告(東畑幸多)コピー年鑑2023より
-
コラム
語り出すと止まらない!櫻坂46の魅力(遠山大輔)【後編】
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
特集
「宣伝会議賞」特集